別離
いつかは来る
でも、こんなにも早く、突然訪れるとは‥
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去る6月23日 父親が人生の幕を閉じました。
享年70歳
病名は関節性肺炎による突発性肺繊維症でした。

二年前にこの病に診断されてから慢性だったのが、急性増悪に突如変わってしまいました。
慢性時はこれといった治療法がなく上手に付き合うしかない病で日本では難病指定にされています。

入院したのが6月7日
ちょっと具合が悪いからとかかりつけ医へ赴き様子見に入院となったのが、翌日には集中治療室での治療になりました。突然、急性に変更。
一気に肺が白く陰りスポンジ状態になるため、正常に酸素を送り込むことができません。どうして父親がこんな病気に罹らないといけないの!と恨み悲しんだものです。
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<別れの数時間前、ギュッと握ってくれました>


幸いにも入院した2日後から父親の側にいれました。
ちょうど、父親が入院した頃に電話をかけたものの繋がらず、妹、母親から事情が分かったものの深刻な風もなく「明日、検査みたい」とのことで、病状が安定したら直ぐに戻って来る予定が。。。

突如して襲いかかったこの悲劇
帰国してからの日々は不安と希望の中で過ごしていました。
快方に向かってるようにも感じ、一縷の望みが見えホッと一息ついた時もありました。
時には、お昼に父親と妹と三人でタコ焼きパーティをしたり、父の日には母親と妹と私とで父親の病室で一緒に父の日ディナーをしたりとこのまま順調に進めば1日2日両日中にリハビリも開始になり、ホッと一息つけるかなと思ったのも束の間、家族や知人の願いも虚しく父親との最期の時をむかえてしまいました。
入院してから、たったの二週間でした。延命治療を最初からキッパリと断っていた父親だったので、最期の最後まで意識もありお話も出来ました。 
最後は父親らしく
「もう、あかん‥」その言葉と共にこの世を去りました。

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激動の時代を生き抜いてきた父親

戦中生まれで物資のない時代、それでも友人達と青春を謳歌し、立身出世を夢見て人一倍仕事に打ち込み一代で会社を起こし、恵まれた環境を作ってくれました。
きっと紆余曲節色々な事があったと思います。
常に前を見て努力を惜しまなかった父、自分に厳しく、人を思いやる気持ちにあふれてました。そんな父だったからこそ、厳しかったのを覚えています。それも私や兄弟のことを思っての事だったし、優しく、笑いのセンスも十分あった父でした。

それ以外にも
色々なことを教えてもらいました。
人との縁を大切に、友を大事にする事。時には「する前から出来ない」と言うな。謙虚である事。などなど。。。

本当にお勉強以外の大切なことを教わりました。

そんな父親を亡くしてしまった今、心にぽっかり穴が空いてしまいました。
普通の周囲の出来事が私には別世界に思われインターネットやブログからも距離を置いていました。
書くことで現実を嫌でも直視してしまう事や、個人的な事ゆえに、悩みました。
でも、これを無視して普通にブログを書くこともできない自分がいるのと、何処かに残しておきたい。そんな気持ちが心に中にあったように思います。

ちょうどこの28日が三十五日にあたります。
これを機に少しづつでも、前に進んでいこうという心持ちです。

このような長い文にお付き合いくださりありがとうございます。
また、これからも宜しくお願い致します。

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<若かりし頃の父>
シュノーケリングしてたのも知らなかったの・・・

追伸。。。
かなり、父親大好き娘であることが読み取れると思いますが、ご了承願います^^;
by orangeleaf-an | 2012-07-28 21:39 | その他 | Comments(12)
Commented at 2012-07-29 08:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Akiko at 2012-07-29 09:36 x
記事にできてちょっとは気持ちの区切りがついたのかな・・。
1枚目の写真、ご主人に似てると思いました。橙葉ちゃんも痩せてるけど、お父様もスリムだったのね。
この記事はなぜか悲しいというより、幸せと愛情に溢れているなぁと思ったよ。私も父を亡くしたファザコン娘なので~(笑)
Commented by orangeleaf-an at 2012-07-29 13:29
>鍵コメさま♪
あたたかいお言葉ありがとうございます。
本当に仰られるとおりです。こうして思えるようになったのも、鍵コメさん始め沢山の方々のお力をいただいたのに他ありません。自分でも不思議なほど、穏やかにこの記事を書けたこと驚きでした。
お言葉を胸に、一歩づつ進んでいこうと思います。
では、バンクーバーで。
Commented by orangeleaf-an at 2012-07-29 13:31
>Akikoさん♪
ありがとうございます。
本当に真綿のごとく、ふんわりと包んでくれてありがとうございました。
穏やかに、それもこんな風に書けるなんて思っていませんでした。
きっと、仰られるとおり、区切りが付いてきたのかもしれません。
きっと、女子は皆ファザコンですね~~^^
Commented by Cecile at 2012-07-30 02:13 x
お父様の最後に傍にいることができて本当によかったですね、としか言えません。海外に住むということはそのような意味でも自分の家族との距離にある決意をしていることもあるから。
ご家族にとっては厳しく辛い時期と思われますが、ぜひお父様の人生を祝福されるよう祈ります。
私も幼い頃「お父さんのお嫁さんになる!」と言っていた娘でしたから。
Commented by orangeleaf-an at 2012-07-30 16:43
>cecileさま♪
温かいお言葉ありがとうございます。
海外=離れている=覚悟が必要。みたいなものってありますね。
そんな中、傍に入れただけでも有難いことだと思います。

Cecileさんのおっしゃるとおり、父親の人生を祝福していきたいと思います。
それと、一緒ですね!!ファザコン♪私もそう思ってました^^
Commented by sageinvancouver at 2012-07-30 20:56
最近ブログが止まってるな~って気になってたんだけど、そういう理由だったんだね。。。お父様の事、ご愁傷様です

私は、祖母が亡くなった時にカナダに居て、立ち会えなく、家族皆バタバタしててお葬式等が終わってから知らせを聞いたしビザの関係ですぐ帰れなくって、何も立ち会えず、今でもずっとずっと心残り

だからオレンジちゃんがお父様が亡くなる前に、亡くなる時に傍に居る事が出来て本当に良かったと思うよ お父様もすごくうれしかったと思うしね

関西では35日なのかな?49日過ぎるまでは、お葬式、初七日とかとにかくばたばたして気が張ってるだろうから、疲れを感じないかもだけど、全て終わると、張り詰めてた気が緩んで、疲れがどっと来るかもしれないから、体調、心調両方気をつけてね

それにしてもお写真から見て、ハイカラなお父様だたんだね~~すごいかっこいい!!
Commented by nobue at 2012-08-01 00:40 x
お父様の事、心よりお悔やみ申し上げます。
少し気持ちが落ち着いて、穏やかにお父様の事を話せるようになったとのこと、本当に良かった。きっとその姿勢、お父様も喜んでくれるんじゃないかな。と思います。
お父様の教え、ほんとにその通り!って思います。そして、Hちゃんはしっかり教えを守ってるんだなぁと思うわ。きっとお父様の誇りの娘なんでしょうね。
人の人生の旅立ちに立ち会った事が何度もあるけれど、Hちゃんの家族のように入院してから家族と一緒に色んな時間を過ごし、支えられて囲まれて旅立ちが出来た方々は本当に優しく愛情にあふれたオーラが溢れてると思います。
きっとお父様の最後もそんな風だったのではと想像します。入院中のお父様は、病気と闘いながらも、家族に守られ幸せを感じていたのではないかと思います。
家族とお父様の思い出を語り合って、胸に刻んで下さい。それは、これからもずっと生きている宝物ですからね。
暑くて忙しいだろうから、体調に十分気をつけてね。
Commented by orangeleaf-an at 2012-08-01 11:53
>sageちゃん♫
ありがとう。
sageちゃんのお祖母様は、sageちゃんの事を今でも思ってお側近くにいて見守ってくれているでしょうね。

関西も49日だけど、三か月にまたがるので35日で切り上げをしたの。悲しいし虚しい思いはあるけれど、少しづつマシになっていってるよ。こうして記事にも出来たしね。

こちらは、本当に暑いよ~。
バンクーバーの過ごしやすい夏が羨ましいです。
Commented by orangeleaf-an at 2012-08-01 12:02
>nobueちゃん♫
ありがとう。
父親の教えをきっちり守ってるかは眉唾ものかもしれないけれど(笑)良い事を沢山教えてもらったと思う。昔ははむかったりしたけどね。。。

そうよね、nobueちゃんは、人の旅たちに立ち会ってきてるものね。本当に家族によってそのお別れの仕方も様々だと思います。
私は家族は本当に恵まれたと思います。父の新たな旅たちに悲しいながらも立ち会え悔いのない送りかたができたもの。
それと、その通りね。思い出は宝物よね。今回の事で父親の若い頃の写真や一緒に過ごした写真などを見て心が温かくなったの。
そういう想いを大切にしていきたいです(^-^)
また、会えるのを楽しみにしています。
Commented by のせぞ at 2012-08-02 01:25 x
橙葉さん、お父様とのお別れさぞつらかったと思いますが、思い出はいつも橙葉さんと一緒です。
少しずつ自分のペースで前に進んでいってくださいね。
橙葉さんの書かれている記事から、お父様はとても素敵な方で今の橙葉さんの人となりに影響を与えた方なんだなってわかります。
また落ち着いてバンクーバーに帰ってこられたら是非お会いしましょうね。
Commented by orangeleaf-an at 2012-08-02 11:32
>のせぞさん♫
ありがとうございます。
生前、こういう日が来たら耐えれるんだろうか?って思った事がありましたが、前向きに進んで行けてると思います。仰るとおり、思い出と共に一緒にいますよね。
バンクーバーでお会いするのを楽しみにしています。
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